業界ニュース 2017.05.19
世界銀行は、5月10日、北京(新華社通信)において、世界銀行は安徽省と福建省の醫療サービスの質と効率を改善するため、中國に6億ドルの融資を承認したことを発表しました。世界銀行は聲明の中で、2012年に作成されたプログラム?フォー?リザルト(PforR)ツールを使用して、融資を具體的な成果に結びつけていくと発表しました。
世界銀行のヘルススペシャリストであり、プログラムのチームリーダーでもあるラメス?ゴビンダラジ氏は、「中國は過去數十年で全體的な健康成果を向上させる上で印象的な成果をあげてきたが、今や新たな課題に直面している。」と述べています。
同様にこの課題に直面している安徽省と福建省は、革新的な醫療改革の先駆けとなっているといえます。このプログラムは、2017年から2021年に実施される予定です。
このプログラムは、病院のガバナンスとマネジメントを改革し、醫療支出の増加を抑制し、監督と管理職を強化し、健康改革のための政策と制度的環境を実現することにより、病院のサービスの質と効率を改善していくことを目的としています。
「私たちは、健康改革の“深水”段階で中國政府を支援できることを喜んでいます。このPforRは、WHOと中國政府との健康改革に関する共同研究を構築しているため、その勧告を実踐していくべきです。」と中國の世界銀行カントリー?ディレクターであるバート?ホフマンは述べています。